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買い替えなどで古くなったり、使わなくなったパソコン、どうしています?
パソコンは、それなりに場所も取りますし、やはり処分したいと考える人は多いと思います。
とはいえ、どういう処分の仕方がいいのか、よくわからない人のために古くなったパソコンの処分方法について、注意点や気をつけたいことなど安全に処分するための情報を紹介しています。古いパソコンの処理に困っている方は参考にしてみてくださいね。
古いパソコンを処分したい!どんな方法があるの?
古いパソコンを処分方法として、主なものとして、大きく、4つの方法があります。
・売る(買取してもらう)
・下取り
・捨てる
・引き取り・回収
売る(買取してもらう)は、リサイクルショップやネットオークション、専門の買取業者など売ることです。上手に業者を選べは、より高価で買い取りしてもらえることもあります。また、個人間で売買もあります。
下取りは、新たにパソコンを購入するときに、販売店やメーカー側が古いパソコンを引き取ってくれることを言います。
捨てるは、いわゆる廃棄処分です。買取もしてもらえないような状態の悪いパソコンなどの場合、メーカーやパソコン回収業者や行政などに処分してもらう方法です。
古いパソコンの処分方法の種類とメリット・デメリット
種類 | 買取(売る) | 下取り | 捨てる(廃棄) | 引き取り・回収 |
内容 | 専門業者などに売る | 購入時に売却 | 専門業者、メーカーで回収 | 家電量販店などで回収 |
メリット | 現金化できる。 | 購入時の値引きになる。 | データ管理が安全 | データ管理が安全 |
デメリット | データ消去などのリスクあり | 購入することが条件となる。 | 有料になることもある。
粗大ごみとして廃棄できない。 |
店舗により回収の方法がまちまち。
梱包や店舗持ち込みなど手間がかかる。 |
お得に効率よくパソコンを処分するため、それぞれの方法について詳しく説明していきますので、ご自分に合った方法を検討してみてくださいね。
売る・買取してもらう
古いパソコンを処分する場合、まずは買取してもらうなど売ることを考えるのがいちばんです。
少しでもお金に替えられるのは嬉しいですし、思っていた以上に高く買い取りしてもらえることもありますからね。
そこで、どんなところに売るのがいいのかを説明しますね。
買取してもらうならどの方法がおすすめ?
買取してもらう主な方法
①店舗に持ち込む店舗買取。
②自宅まで来てもらう出張買取。
③ネットを利用した宅配買取。
④ネットオークションや個人間の売買などで売る方法があります。
どの方法が高く売れるのかは、パソコンの機種や状態などによっても違うので、一概には言えません。
そこで、それぞれの買取方法のメリット・デメリットについて、説明します。
買取(売る)方法の種類とメリット・デメリット
種類 | 店舗へ持ち込み | 出張買取 | 宅配買取 | ネットオークション(フリマアプリも) |
内容 | 買取店へ自分で持ち込む。 | 店舗から自宅へ出張 | ネットによる宅配 | ヤフオクやメルカリなど |
メリット | その場で現金化が可能 | 自分で持ち込む必要なし | 自分の都合で作業できる | 高額買取の可能性が高い |
デメリット | 時間や手間がかかる | 日程の調整が面倒。自宅に他人が入る。 | 査定。買取・入金に時間がかかる | トラブルのリスク有り。落札まで時間がかかる |
店舗への持ち込み
店舗へ持ち込んでの買取のメリットは、なんといってもその場で、即現金化できることです。
デメリットは、店舗へ持ち込む手間がかかることと査定額を比較したいときに、複数の店舗をまわらなくちゃいけないことです。
出張買取
店舗の担当者が、自宅まで来てくれて査定してくれます。メリットは、持ち込む場合と同じくその場で現金化できることです。また、自分で持ち運ぶ手間が省けます。
デメリットは、自分の都合だけではなく、お店の人と出張してもらう日時の調整をしなくちゃいけないことと自宅に他人を入れるということで、一人暮らしの方などは抵抗があるかもしれません。
宅配買取
宅配買取は、自分の都合で作業ができるメリットがあります。多くの業者は、梱包材なども手配してくれます。また、査定、買取額の振込などネットで完結できる便利さがあります。
デメリットは、買取額の振込み若干時間がかかることです。
ネットオークション・フリマアプリ
ネットオークションやフリマアプリなどは通常の買取よりも、高く売れる可能性があります。
デメリットは、必ずしも落札される保証がないことと落札されるにしても、ある程度の時間がかかることです。また金銭的なトラブルのリスクがあることです。
大体の売れる価格を知るには
パソコンを売る場合、気になるのはどれくらいの価格になるのかってことです。あらかじめ自分のパソコンがどれくらいの価格で売れるのか知っておきたいものですよね。
パソコンの大まかな金額を知るには、中古リサイクルショップのサイトなどでチェックできます。
メーカーや機種ごとに買取価格をわかったりします。ネットの宅配買取業者の場合もサイトで確認できます。
また、ヤフオクやメルカリなどの場合は、自分の持っている機種の取引価格などを検索して、調べることもできますよ。
少しでも高く買い取りしてもらうコツ
できるだけ複数の業者に査定してもらう
査定額は、業者によってまちまちだったりします。できるだけ複数の業者に査定してもらい、いちばん高い査定額の業者に売るのがおすすめです。
この場合、ネットの宅配買取を利用すると、査定額の比較も簡単ですよ。査定は無料ですし、一括査定サービスなどもあります。
きれいな状態にしておく
古いパソコンといえども、見た目がきれいであることは大事なポイントです。また、汚れがひどい場合などは、減額査定につながります。ノートパソコンの場合なら、キーボードのホコリやゴミ、デスクトップなら、裏面のホコリ等専用の道具でクリーニングしておくといいですよ。
正常に作動するかチェック
売る前に、きちんと動作確認しておきましょう。液晶画面の映りなど問題ないかなどチェックしておきましょう。また、動作に問題がある場合は、事前に申告しておくといいでしょう。
付属品は揃えておく
購入時の説明書や保証書、ACアダプター、バッテリー、マウス、キーボードといった純正の付属品は、揃えておきましょう。より高い買取額を引き出すには、できるだけ新品に近い状態に近づけることが大事ですからね。
ネットオークション・フリマアプリで売る
ネットオークションやフリマアプリは、もっとも高く売れる可能性がありますので、ある程度の相場価格を踏まえたうえで、自分で売りたい価格を設定することがポイントです。とくにレアなモデルのパソコンなどは、マニアがいますから、予想よりも高く売れることがあります。
初心者は、出品の手続きなど慣れない部分もありますし、どうしての金銭面でのトラブルのリスクがあるので、その辺を十分に理解した上で利用するといいでしょう。
家電量販店で処分してもらう
古いパソコンを売ったり、買取してもらうのは、面倒!
とにかく古くなったパソコンを処分したいという場合は、家電量販店などで無料処分してもらえるケースもあります。
パソコンの処分は、「小型家電リサイクル法」によるため、無料で処分してくれます。
ケーズデンキ
ケーズデンキの場合、パソコンの引き取りは、店頭でのみ(出張はなし)になります。
ヤマダ電機
ヤマダ電機は、送料もすべて無料で回収してくれます。
自分で梱包して、佐川急便の着払いで送るだけ。その後、専用の「無料回収の申込み」フォームに必要事項を記入するだけです。故障したパソコン、付属品がなくてもOKです。
また、ヤマダ会員なら、200ポイントが付与されますよ。
ビックカメラ
ビックカメラでは、古くなったパソコンなどを処分してもらうには、自宅から宅配便で回収してもらえます。どれだけ詰めても1箱1,780円で回収してもらえますよ。
エディオン
エディオンでパソコンの回収をして貰う場合は、店頭持ち込みのみになります。料金は無料で行ってもらえますよ。
ヨドバシカメラ
ヨドバシカメラでは、店頭に持ち込みした場合は、古いパソコンを無料で引き取り、回収してくれます。出張回収は、2,160円がかかります。
下取りしてもらう
古いパソコンを処分するのに下取りしてもらう方法があります。下取りは、新しくパソコンを買い換えるときに、下取りしてくれます。
買取と間違いやすいですが、下取りと買取は違います。
下取りは、新しくパソコンを買い換える際に、古くなったパソコンを引き取りしてもらうことです。買取りは、新たに購入するしないに関係なく、直接パソコンを売る方法です。
下取りのメリットは、購入するお店でいっしょに売ることができるため、手間がかからないことです。
デメリットとしては、他店の買取額と比較しても、下取り額に影響が出ることは無い点です。
また、 どんなパソコンでも下取りしてくれるわけではありません。あまりにも外観の破損がひどい場合やマザーボード、CPU、メモリなどが破損、紛失しているものは、下取りを断られることが多いので、注意しましょう。
古いパソコンを捨てる!捨てられない?廃棄方法は?
もう使わなくなったとか故障したからといって古いパソコンを粗大ごみとして廃棄することはできません。
これは、平成15年10月にはじまった「資源有効利用促進法」により、自治体でパソコンの引き取り回収ができなくなったからです。
そこで古くなったパソコンを廃棄する方法を説明します。
製造メーカーで回収
製造メーカーに、直接回収してもらう方法です。
メーカー名+パソコン+リサイクルなどで調べると詳しい回収の仕方がわかります。
このとき、PCリサイクルマークの有無を確認しましょう。マークがあれば、無料回収してもらえますが、ない場合は料金がかかります。
購入時期が、「資源有効利用促進法」がはじまった平成15年(2013年)10月以降であれば、マークがありますよ。
ただし、パソコン本体と別のメーカーのモニター等は、当然回収してもらえませんし、プリンタなどの周辺機器は対象外ですので気をつけましょう。
うっかり同梱してしまうと、返送料金を取られたりしますから。
パソコンリユース業者に回収
パソコンのリサイクル業者で回収して貰う場合、無料なのか有料なのかを確認しておきましょう。
また、買取して貰える場合もあるので、あらかじめ確認しておくといいですよ。
まとめ
古いパソコンを処分する方法については、
・買取
・下取り
・回収・引き取り
があります。
それぞれメリットとデメリットがありますし、業者選びなど気をつけるべき点もあります。なので、自分の目的や用途に応じて利用するといいですよ。
また、法律でパソコンを粗大ごみとして捨てられませんので、その辺は注意しましょう。