ケーキの賞味期限はいつまで？ルタオ・トップスや31のアイスなど調査

ケーキって、量や大きさによっては、その日に全部食べきれないことがあるので賞味期限は気になるところです。

ただ、ケーキって生チョコや生クリームなどを使っているものが多いので、案外と賞味期限が短かったりします。

とはいえ、ケーキの賞味期限は、種類によって違います。

そこで、ケーキの賞味期限が種類によってどれくらい違うのか？さらには有名店のケーキの賞味期限がどれくらいなのかなどをまとめてみました。

ケーキを食べるときの参考にしてもらえると嬉しいです！

ケーキの賞味期限はどれくらい？

ケーキの賞味期限は、多くの場合、当日です。

つまり、「その日のうちに食べ切る」のが良いとされています。

ただ、バースデーケーキなどホールケーキなどの場合、すべてを当日中に食べきれないこともあります。

その場合、何日くらいまで平気なのか？気になりますし、賞味期限が過ぎたら、食べない方がいいのって思うかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。

食品に表示されている賞味期限は、美味しく食べられる期間のことで消費期限は安全に食べられる期限です。

なので、ケーキの賞味期限が多少過ぎてしまっても大丈夫です。品質はできたてのものとは若干違うかもしれませんが、気にしなければ賞味期限を過ぎても食べられます。

とはいえ、せいぜい期限の日から1～2日くらいには食べ切ったほうが良いでしょう。

ただ、ケーキの賞味期限は使っている材料などケーキの種類によっても違ってきますので、そのあたりを理解しておくと実際にケーキを購入したときなどの目安になりますよ。

ケーキの賞味期限はなぜ短い？

ケーキの賞味期限は、他のスイーツ類に比べると短いですよね。

生クリームとフルーツが使われているから

ケーキの賞味期限が短く設定されているのは、「生クリーム」や「フルーツ」を使っているからなんです。

ケーキにはたいてい、「生クリーム」が使われています。

生クリームは、そもそも牛乳などの乳脂肪のみが原料のクリームです。乳脂肪が18％以上なら未開封の状態でも賞味期限は7日～20日くらいです。

また、ケーキにはイチゴ、バナナ、リンゴなどフルーツも多く使われます。フルーツってすぐに鮮度が落ちますので、美味しく食べるためには賞味期限がどうしても短くなってしまうのです。

ただし、生クリームやフルーツを使わない焼き菓子などは、1週間くらいまで日持ちするものもありますよ。

ケーキの賞味期限が短いもの・長いもの

具体的にケーキの賞味期限が短いもの、長いものの主なものをまとめてみました。

市販のケーキ以外の手作りケーキについても同様ですので、自作したケーキの賞味期限の目安を知る参考にしてください。

ショートケーキ・デコレーションケーキ

賞味期限がもっとも短いケーキは、ショートケーキです。ホイップクリームやカスタードクリームをたっぷり使っていますし、イチゴもついています。

ショートケーキの賞味期限は、最大でも（適切な保存で）2日くらいです。生の果物を使っている場合などは当日が賞味期限になりますよ。

レアチーズケーキ

チーズケーキは比較的賞味期限が長いのですが、レアチーズケーキは別です。レアチーズケーキは焼かずに作りますので、賞味期限が短めです。

ただし、レアチーズケーキに生クリームやフルーツを使っている場合は、できるだけ当日中に食べた方が良いですよ。

フルーツタルト

フルーツタルトは、やはり、使っているフルーツの種類や状態などにより、賞味期限は短めになります。

バタークリームケーキ

バタークリームのケーキは、常温でも20℃以下の環境じゃないとバターが溶けてしまうので注意しましょう。
また、冷蔵庫で保存すれば、5日位日持ちしますが、どうしてもバタークリームが固くなり、水分も抜け、味が落ちてしまうので、避けた方が良いかもしれません。

賞味期限が長いケーキ

賞味期限が1週間程度の代表的なものです。

ガトーショコラ

ガトーショコラは焼き上げられたケーキで、しかも水分の含有量が少ないこともあり、賞味期限が長めです。

ガトーショコラって、できたてよりも1日経ったくらいの方が水分が均等になるので、美味しく食べられたりしますからね。

ベイクドチーズケーキ

ベイクドチーズケーキも焼いてあるため、賞味期限が長めになります。
ちなみに、ベイクドチーズケーキも、翌日くらいの方が美味しく食べられます。

パウンドケーキ

焼菓子であるパウンドケーキは、ケーキの中でもとくに賞味期限が長めです。

ただし、中に入っているもので期限が違ってきます。例えば、フルーツ類が入っている場合には、賞味期限は1週間よりも短くなります。

逆に、ブランデーや洋酒付けのドライフルーツ類が入っていると10日～14日程度まで賞味期限が長くなります。

これは、洋酒の殺菌効果が影響しているわけです。

なので、パウンドケーキの場合は、中に入っているものをしっかりと確認しておくことで賞味期限がどれくらいなのか把握することができますよ。

マカロン

ただし、マカロンは、常温販売か冷蔵販売かで、賞味期限が違ってきます。冷蔵販売の場合は、2～4日程度です。

賞味期限の表示がないものもある？

実は、ケーキによっては賞味期限が表示されていないものがあったりします。

ケーキの賞味期限を表示するのは義務なのでは？

消費者庁の公式サイトによると

とあります。

一般的には、ケーキなど加工食品は消費期限、賞味期限のどちらかを表示する義務があります。

ただし、対面販売など、その場で注文を受け、飲食料品を製造、もしくは加工し、消費者に直接販売する場合、賞味期限などを聞かれれば、それに答えられる立場の人がいることになっているなどの理由のため、期限表示等の記載を省略することが認められているのです。

さらには、容器包装の表示可能面積が30平方センチメートル以下の場合やチューインガムやアイスクリーム等も品質の変化が極めて少ないことなどから表示の省略が認められているものもあるのです。

なので、ケーキを購入する際に、賞味期限などの表示がない場合は、気になったら必ずその場で聞くようにすると良いですよ。

ケーキの賞味期限は常温のままだと変わるの？

常温の状態でのケーキの賞味期限について、説明します。

常温のままでもケーキの賞味期限は変わらないのかどうかは、ケーキの種類によって違います。

常温でもOKのケーキは？

焼き菓子になるベイクドチーズケーキやガトーショコラは、常温でも4～5時間程度は大丈夫です。

また、シフォンケーキも常温保存できます。

アップルパイやパウンドケーキ、タルトなども生の素材を使用していなければ基本的には大丈夫です。

要するに火を使って作るもので水分が少ないケーキであれば常温でもある程度は日持ちします。

要冷凍保存のケーキは？

冷蔵保存が必要になるのは、生クリームや生フルーツ類を使っているケーキです。

万が一、常温で保存した場合、見た目が大丈夫そうでもケーキの傷み具合は進行していることが多いので食べない方が無難です。

ただし、同じ常温でも夏場と冬場では違いますよね。常温とは、冬場なら15～20℃、夏場は25～30℃くらいです。

なので、常温でも平気と言われているケーキでも、真夏の場合は傷んでしまう可能性はぐんと高くなります。

冬場でも暖房が効いている室内や車などの置いておく環境によっては、傷んでしまうことがありますので、気をつけましょう。

見た目だけじゃなく、ニオイなどで判断し、気になるような場合は、無理に食べない方が良いですよ。

有名店やコンビニのケーキの賞味期限

ケーキの有名店やコンビニのケーキの賞味期限がどれらくらいなのかをまとめています。

獺祭のケーキ

（画像：公式サイトより引用）

獺祭のケーキはお酒を使っていることもあり、賞味期限は、かなり長いです。ただし、開封後は早めに食べた方が良いです。

保存するには必ずしも冷蔵庫で必要はありませんが、多少冷した方が美味しいですので、直射日光・高温多湿は避けましょう。

エシレのケーキ

コストコのケーキ

シャトレーゼ

シャトレーゼでは、アイスも生モノという意識を持っています。というのは、添加物を使っていなかったり、原材料にこだわりを持っているためです。なのでアイスも早く食べ切るのが良いですよ。

スターバックスのケーキ

セブンイレブン

博多の石畳

博多の石畳はのケーキは、添加物を使っていない生ケーキなので消費期限は当日です。

モロゾフのケーキ

モロゾフのデンマーククリームチーズケーキの場合、購入日から3日以内が賞味期限です。（要冷蔵・10℃以下で保存）

夢のまた夢

ルタオのケーキ

（画像：公式サイトより引用）

賞味期限内に冷蔵庫にて解凍し、翌日までにお召上がりください。

と、ルタオのホームページには書いてあります。
解凍した次の日が賞味期限になります。

グラマシーニューヨーク

（画像：公式サイトより引用）

パステルのケーキ

（画像：公式サイトより引用）

パステルのなめらかプリンは、卵を使っていることもあり、短めです。

トップスのケーキ

（画像：公式サイトより引用）

ヴィタメール

サーティワン（31）

（画像：公式サイトより引用）

サーティワンのアイスケーキですが、アイスクリームは、通常、消費期限や賞味期限はありませんが、冷凍庫のドアの開け閉めなど保管状態で、風味に変化が出てしまいます。そのため、できるだけ早目に食べた方が良いですよ。

まとめ

ケーキの賞味期限についてまとめると次のようになります。

また、日持ちさせる場合、ケーキの種類によっては必ずしも冷蔵庫に入れない方が良いものもあるので使っている材料を理解し、できるだけ美味しく食べられ状態で楽しみましょう。